◆保安宮と孔子廟

◇保安宮(パオアンゴン)

 

龍山寺、關渡宮と保安宮はyumeizuの台北三大廟です。

本当の台北三大廟は龍山寺、艋舺清水巌祖師廟、保安宮の三廟です。

 

保安宮はそんなに大きくはありませんが歴史を感じる廟は気高くこの地に根付いています。

龍山寺ほど参拝者の人も多くありませんし、静かにお参りすることができます。

病気回復、健康、長寿を願う人はぜひ訪れてください。

 

 

1742年創建、1805年(日本では文化2年江戸時代後期 11代徳川家斉の時代です)建立。

主神は実在した名医を「保生大帝」(バオシェンダーディ)として祀っています。

 

 

保生大帝は姓を「呉(ウ)」、名は「夲(ベン)」と言いました。

中国福建省の泉州府同安県出身、旧暦の3月15日生まれ。

 

17歳の時に不思議な人に連れて行かれ、女の仙人を統率する「西王母」に会い

西王母から妖魔を退治する術を授かります。

そして24歳で科拳(官吏採用試験)に合格。

その後官職につきますが、辞職し隠居して修行をします。

結婚はせずに一生独身で通し、医者として多くの人を救いました。

龍の目に薬を指して目を治し、虎の喉の痛みを治したなどの伝説もあります。

 58歳の時に鶴がお迎えにきて鶴に乗り昇天したといわれています。

 

 

保安宮には保生大帝の他にも多くの神様が祀られています

 

神農大帝(医薬と農業の神様)、孔聖夫子(学問の神様)、関聖帝君(商業の神様)、玄天上帝(中国北方の守護神)

天上聖母(媽祖のことです。航海の女神)、註生娘娘(安産・子宝の神様)

福徳正神(城隍神や土地公ともいいます。土地や不動産、商売、財をまもる神様)

 

 

 媽祖(航海の女神)⇧

 

 

註生娘娘(安産・子宝の神様)⇧

 

 

保安宮の敷地は300坪余りあり全国最大の保生大帝廟です。

廟は南向きで、三川殿(前殿)・正殿・後殿にわかれていて両側の回廊から回る三殿回字構造です。

廟内の建築は歴史的価値を持ちます。

細かな細工や抑えた色彩は廟に風格を与えています。

 

 

旧暦3月15日の保生大帝の生誕祭は台北三大祭りのひとつで、盛大に行われます。

生誕祭は毎年約3か月間に及ぶ保生文化祭の中に組み込まれています。

文化祭は伝統戯曲や火渡りなどのパフォーマンス、催し物が盛り沢山で多くの人が参加します。

2015年の保生文化祭は4月9日~6月28日でした

 

※台北三大祭りは迪化街の霞海城隍祭・萬華の艋舺青山宮・保安宮の三廟祭りです。

 

 

門の左右の石獅子⇩は一基は口を開け、一基は口も閉じてます。

獅子を造った職人が雌獅子の口を大きく裂けさせ、それが規定外だったため職人の工賃が減らされたそうです。

 

 

龍柱は保安宮最古の石造彫刻です⇩

八角柱に4本爪の龍がとぐろを巻き、勢いのある龍は清代中期の龍柱の代表作です。

 

 

回廊を歩いていると竹節窓が随所にあります⇩

窓の中間には竹が刻まれ、奇数の竹が陽を表し、偶数の間隔が陰を表していて、陰陽の調和を意味します。

 

 

保安宮で買ったお守りです⇩

 

 

保生大帝にしっかり健康をお願いしてこようね! お身内に病気の人がいたら病気回復ををお願いするといいよ!

◇保安宮までの行き方

 

保安宮と孔子廟に行くにはMRT淡水線に乗り「圓山駅」で降りて2番出口から出ます。

圓山駅は台北駅から5つ目です。

 

 

駅から出て前方の大きな通り庫倫街を真っすぐに15分位歩くと右側に先に孔子廟があります。

孔子廟の対面に隣聖苑があり、道路を挟んで北側に保安宮があります。

 

 

⇧庫倫街を真っすぐ進んで右手に孔子廟の赤レンガの壁が見えてきたら、次の筋の大龍街を右に曲がります

 

 

⇧大龍街の真ん中辺りの右側に孔子廟の入口、左側に保安宮の庭園「隣聖苑」の入口があります。

 

 

⇧大龍街を真っすぐ北側に行って次の通り哈密街を左に曲がるとすぐ右側に保安宮があります

 


-----保安宮-----

住 所:台北市大同区哈密街61号   ☎ (02)2595-1676   6:00~22:00

※MRT「圓山駅」から徒歩約15分


◇隣聖苑(リンシェンユアン)

 

「隣聖苑」は保安宮の庭園です。

保正大帝の逸話を造形物で表現しています。

 

 

青の着物を着て、手前で膝まづいているのが保生大帝ですね。

 

 

保生大帝が龍の目を治したという逸話です

目を治してもらった龍は天空に飛んでいったといいます。

 

 

保生大帝が虎の喉を治したという逸話です。

 

 

苑の中には卍字橋や池もありyumeizuが行った時は池の中に蓮の花が咲いていてとてもきれいでした。

壁画も色彩豊かで池の龍が水を口から噴き出す様は本当の龍を見ているようでした。

 

 

隣聖苑の北側の門です。哈密街を挟んで門の向うは保安宮です。

 

 

隣聖苑の中では地元の人が集まって歌の練習をしたり、二胡の練習をしている人もいました。

保安宮に訪れた際は一緒に隣聖苑も散策してください。

 

◇孔子廟(コンズミャオ)

 

孔子廟は1879年に創建されますが、日本時代に入ると日本語学校設立の為に取り壊されます。

同じ日本時代の1930年(昭和5年)に台湾の人達の強い要望により民間で孔子廟は再建されました。

孔子は春秋時代の教育家、思想家、哲学者で儒教の開祖として深く尊敬され

孔子廟は学問の神として受験生や受験生を持つ家族から信仰を集めています。

 

 

孔子廟を入って左側に売店があって孔子関係のグッズやお守りが売ってるので、のぞいてみてね!

 

 

孔子廟では新暦の9月28日に孔子祭りと教師節が盛大に行われます。

 教師節、孔子祭りは孔子に敬意を表し、過去1年間に指導してもらった教師に感謝する日です。

お祭りが終わった後は試験にご利益があるお供え物の「知恵の餅」が配られます。

受験生の両親の多くが知恵の餅を持って帰るために儀式に参加します。

 


-----孔子廟-----

住 所:台北市大同区大龍街275号  ☎ (02)2592-3934   

火曜日~土曜日  8:30~21:00  日曜日・祝日 8:30~17:00  月曜日休み


 

身体と精神の健康は人生における全ての基本だと思います。

yumeizuがこうやって台湾と日本を行ったり来たりできるもの、美味しものを食べれるのも健康であるからこそ。

五体満足な身体に産んでもらった両親に感謝し、

台湾に来たら保安宮の保生大帝にこれからも健康で過ごせますようにとお願いしています。

 

人間年を重ねると多少のガタはきます が メンテナンスしていれば大丈夫!

病気になったらとか寝たきりになったらとかボケたらとか、そんな心配ばかりしていると本当の病気になるよ!

 

 

飽くなき好奇心と健康な身体がある限り人生に老後という選択はありません

yumeizu