東山彰良さんの「台湾が愛される理由」

 

寝言の№23を書いていて、思い出した事があったので、忘れない内に書いておこうと思います。

以前にfacebookでもこの文章と同じ事を書いてUpしましたので、facebookを見てくれていた人にはごめんなさい!

 

 

台湾関連の雑誌がでると、必ず買うようにしているのですが、その中で今年のクレアトラベラーの春号として

「美麗なる台湾」と題して出たこの雑誌は今までの格安台湾やお手頃台湾を強調する雑誌が多い中で、

高級感を前面に出して紹介されている台湾がとても新鮮でした。

 

 

雑誌の中に写っている台湾はまさしく美麗で、見ているだけでも楽しくて満足したのですが、

巻頭エッセイ「台湾が愛される理由」と題した「東山彰良」さんの台湾人評が実に素晴らしかったので紹介します。

 

東山さんは直木賞作家で、台北で生まれ5歳で九州の福岡に移住し現在も福岡に住み、日本に帰化せず台湾国籍を

持ったまま長年日本に住み続け執筆活動をされています。

 

 

「台湾アイデンティティを声高に叫びながらも、中華の伝統を大切にする。

 自分の考えをかまびすしく主張しつつ、「かくあるべし」と他人に押し付けてこない。

 心地良い距離感を保ってくれる。ときに天真爛漫に衝突しつつも、社会全体としてはそれを笑い飛ばしてしまえる

 完熟度が台湾にはあるのだ。天真爛漫と完熟。だからなのだ。」

 

 

それにこうも書かれていました。

 「日本人にとって台湾がなぜ心地良いのかと尋ねられれば、私は個人的にはこう言いたい。

  それはたぶん、台湾が自分の価値観を無理強いしないからだよ」

 

yumeizuはまだ東山さんのように台湾を評するほど、台湾を知っているわけでもなく、台湾の人と深く付き合ったこと

もありませんが、この文章を読んで彼の愛情ある素晴らしい台湾人評に敬服しました。