台北公会堂で出会った武士

<中山堂>
<中山堂>

 

西門駅からすぐのところに日本時代の台北公会堂、現在の中山堂があります。

 

yumeizuは日本時代の面影を残すこの建物が好きで、台北に居る時はなるだけこの建物の中にある

茶芸室の「台北書院」でお茶を飲む事にしています。

 

<台北書院の通路側>
<台北書院の通路側>

 

この建物の中にはとってもいい空気が流れていて、それは古き良き平和な時代のゆったりとした優雅な気の流れです

 

館内は掃除が行き届いていて、古い手すりや柱も顔が映る位ピカピカに磨かれていて、ごみ一つ落ちてなくて

とても居心地のいい空間なのです。

 

<年代を感じる階段>
<年代を感じる階段>

 

台湾に行き始めた当初、中山堂の4Fにカフェがあるとネットで見て、行ってみることにしたのですが、

建物の中に入るもどう行けばいいのかわからず

 

職員のような若い男性に「Where is the cafe?」と聞くと

彼は慌てて 事務室のようなところに入って行きました。そうすると70~80代位の紳士が変わりに出てきて

yumeizuに「なにかお困りですか?」と流暢な日本語で聞いてくださいました。

 

<台北書院内の生け花>
<台北書院内の生け花>

 

ピンと伸びた背筋に白髪のスリムな紳士は綺麗な日本語でゆっくり丁寧に営業日や開店閉店時間など

静かな微笑をyumeizuに浮かべながら教えて頂いたのです。

 

ふわっとした空気の中「ありがとうございました」とお礼を言ってyumeizuはこの建物を後にしたのですが、

 

別れた後のなんとも言えないこの清々しさはなんなんだろう?

ほんの数分の会話だけど、彼の全身の佇まいから出る知性と品性のオーラがたまらなく神々しくて、

このような凛とした紳士が日本に居るだろうか?とつい考えてしまいました。

 

 

日本では電車に乗ると、我先に座ろうと女性子供の事など考えずに席取りに必死な中年男性。

このような光景を日本で見るにつけ、戦後の日本男児は・・・・

と思い、大きな溜息をついてしまいます。 

 

<台北書院>
<台北書院>

 

知性や品性を備える人格者は1日で出来あがる事はなく、常日頃の清廉な生活態度や人に対する思いやりや親切

そして知的向上心などが合わさって、崇高な一人の人間を造りあげるのだと思わずにはいられません。

 

不肖yumeizu 台北公会堂の紳士の足元にも及びませんが、せめて志だけは失わずに生きていこうと・・・

 

<台北書院>
<台北書院>

 

真の日本男児に出会える国 台湾! だから 私は台湾に会いたい!

yumeizu